青い地球は誰のもの 「OUR BLUE PLANET」 公演情報 DGC/NGO 国連クラシックライブ協会「青い地球は誰のもの 「OUR BLUE PLANET」」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★

    盛り込みすぎ
    第一部「ミュージカル」、第二部「シンポジウム」という構成であるが、その組立て方に工夫が必要だと思われた。それこそ観せるのが先か、聞かせるのが先か...。中途半端な形での公演になったと思う。

    ”劇“が終わったところで席を立つ人が多かった。その後のシンポジウムで訴えたかったのではないか。しかし、そのシンポジウムも登壇者の自己紹介のような発言で、全体としてのまとまりがなかった(全体で約30分で、本当にアピールのみ)。

    この”環境”の重要性は誰もが疑わないだろう。ただその考え方、取り組み方は人の立ち位置によって異なるだろう。

    さて、第一部「青い地球は誰のもの 『OUR BLUE PLANET』」の登場人物は、演奏家、ミュージカル俳優、舞台俳優、声楽家と、それぞれ違う分野(音楽として括る)で活躍している人達である。周知イベントとして各分野の協力を得て成立していることも分かる。
    その上で、あくまで観劇という観点での感想は、個々の素晴らしい演奏なりは楽しめたが、全体として魅力の融合は観られなかった。本当に特長が生かしきれていないのが残念である。

    合唱で気になったことが…。

    ネタバレBOX

    合唱団は、小学生低学年から高校生またはそれより年上と思われるメンバーで構成されていた。確かに幅広い人たちに支持されている、というメッセージ、または次世代を意識したかもしれない。しかし、年齢層に幅があり、その音域、声量に差が出ていることは間違いないだろう。
    せっかくこれだけ各ジャンルで活躍している人たちの協力を得ているのであれば、合唱団もそれ相応のメンバーで歌ってほしかった(合唱指導も大変だったと思う)。

    ちなみに、自分の席の隣に合唱団...子供ゆえに出番がない時は座席でも身動きが多くて、集中して観ることが出来なかったのが残念であった。

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    2015/08/31 18:50

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