満足度★★
よく言えば絵本のような作品でした
悪く言うと・・・ストロー級(今は呼称変わったんだっけ?)の軽さの話でありましたが、意図するところの戦争というものに関しての興味を引いてもらうという意味では時期も話もまぁ合っていたかなぁと思えた約2時間。
反戦高揚芝居といえましょうか
ステレオタイプの登場人物を出すことで、判を押したような戦中芝居が展開していきます。(・・・以前他の戦争モノ作品で登場人物が「日本は戦争に負ける」と簡単に述べるなぁとUPしたら反論が大きかった・・けど・・・あえて言いたい。戦意高揚のプロパガンダに晒されて戦局が悪くても神風が吹いて日本は勝利すると言い続けていた時代・隣組と言うナチスやソ連などが用いた密告システムまで構築されてる世界で、負け戦となることを想像し述べる人物描写はおかしいのではと思うのですよ。市井の発言なら”負ける”より”終わる””終結して欲しい”と言う台詞を述べさせて欲しいと思ったデス=簡単に戦争の終結(必ず敗戦・・)を言い過ぎるのはどうかな?と言う意見です)(某作品では株価の変動で的確に敗戦と戦の終結予測を述べてて感嘆しましたが)
開演時間の遵守は評価できるけど・・・。日頃観劇等の経験の少なそうな高齢の観客さんが多く、スマホとかケータイの電源とかはマナーモードとかでよいのかなぁとか声聞こえてきましたですよ・・・。ちゃんと前説でさまざまな観劇マナー説明はするべきと思いました(「チョイスW」のケルベロス長官さんが出張してきて欲しかった(^^;)