合歓版・南太平洋 (再々演) 公演情報 SPPTテエイパーズハウス「合歓版・南太平洋 (再々演)」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    人間の心!
    平岡一等兵と谷中少尉のキャラを対照的に描きながらも上手く折り合っていました。
    年老いた谷中老人も渋い!
    ラストの落としが涙を誘いました。
    衣装や舞台セット、踊りも良かったです。

    ネタバレBOX

    今は平和になった南太平洋の弧島が舞台!
    新婚旅行で力(りき)と純子(すみこ)夫婦がその島の唯一の日本人の谷中という老人を訪ねる。戦争孤児であった純子は平岡に養女として育てられ、その養父の話を聞きにきた。
    谷中は養女のヒナという女性と二人暮らしであり、客が来ると口癖でセイロン茶より美味しいという茶を飲ませていた。
    そして、口の重いその老人からこの島の秘密を聞きだす。
    そこでは、細菌兵器を開発任務を背負った相田中尉率いる日本の捕虜収容所があった。相田は所長という権力を盾に女性たちを食い物にする獣だった。相田の部下の谷中少尉はその行為に憂いていたが、部下が相田に銃殺され、、身近な女性タハキが暴行されたことである決断をする。その頃、その島には原因不明の熱病が流行していたが、相田中尉死後その熱病は絶えた。谷中は捕虜を解放しお互い平和に生活していたが、そこへ細菌兵器開発証拠隠滅の任務を受けた平岡一等兵曹がこの島にやってくる。そこでの生活をしていくうちに自分の任務への疑問を持ち始める。そして島民を助ける代わりに3つの条件をだす。条件をのんだ島民たちはガードナー中佐の自己犠牲により助かる。
    任務遂行後、平岡は谷中を誘い島から脱出しようとするが、谷中はある理由から島に残った。それは島民の幼い女性タハキに子供ができていたからだ。それは紛れもない鬼畜の相田中尉の子供であった。
    何を隠そう相田を殺したのは谷中であった。そして谷中は相田の行為の罪滅ぼしにその子供を育て上げたのだった。(ヒナは自分の出生の秘密を知らされていない)
    その話を聞いた夫の力(りき)はもやもやしてた心が晴れる。
    そう、力(りき)の父は相田中尉だったのである。
    力(りき)は父の死はやむなきことと打ち明けてくれた谷中に感謝する。

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    2015/08/10 17:56

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