満足度★★★★★
Aプロ鑑賞
4時間35分、休憩3回。3年前は物足りなさを感じて今後を心配していたが、今回は技物の活躍があり開場に活気がでた。ロホが相変わらず積極的で、フェッテは最後までトリプルで攻めていた(一度4回転あり)。シムキンのパリの炎は期待通りに大技の連発。キトリのヴァルデスは以前はアダージョだけが印象に残ったが、今回はバランスだけでなくコーダでもだいぶ会場を沸かせた。バジルのグオーネがまったく注目していなかったが、お祭りイベントにはうってつけの身体能力をみせてくれた。一方、表現系は会場の暑さもあって、気持ちが入りにくかった。コンテンポラリーは無難な作品が多く、もっと思い切ってほしい。Aプロとしては上々の公演だ。