かがみのかなたはたなかのなかに 公演情報 新国立劇場「かがみのかなたはたなかのなかに」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    驚きのパフォーマンス
    「鏡」をモチーフにした作品と聞いてこういう演出も頭には浮かんだのだけど、本当にやってしまうとは思いませんでした。
    しかも想像以上の出来で。
    きちんと違和感無く観られるレベルに仕上がっていたのは流石だなと思いました。

    ドリフのコントでも似たようなネタがありましたし、
    こういった目で見て楽しめる演出は子供受けが良いですね。

    不思議な世界観とちょっぴり残酷なシーン。
    寓話やおとぎ話のような作品でした。

    今回はテラス席での観劇でした。
    うーん、手すりが邪魔ですね・・・。

    ネタバレBOX

    以前、フルタ丸さんが左右で同じお芝居をする『パラレル』という作品を上演していましたが、
    本作は対となる役者さん2人が、手前と奥側で鏡像となるような演技をしていました。
    そのシンクロっぷりがとても自然で、動きを見ているだけでも楽しめました。




    [memo]
    海軍将校のタナカ。鏡の中の世界に居るのはカナタ
    ピザ屋の配達員コイケは鏡の中ではケイコという美しい女性。
    ケイコを巡ってタナカとカナタは争う。
    邪魔なコイケは心中するフリをして海に落とす(コイケは泳げない)

    最終的にはどちらも自分にはもったいないとケイコを譲り合う。
    ノコギリでケイコを半分コに。
    半分になったケイコは2つの世界の境界にしか存在できずに身動きが取れない。
    海から這い上がってきたコイケに助けられる。
    タナカとカナタは出兵。

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    2015/07/27 23:58

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