父と暮せば 公演情報 こまつ座「父と暮せば」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    のどかな嫁入り話でも・・・・・
    と気軽に考えて(相変わらずの事前情報遮断ですので・・(^^;)観劇

    明るい会話ながら時々に挟まれる重い過去話・・・・
    でも明るい父親のキャラクターが楽しかったなぁと思えた1時間20分

    ネタバレBOX

    広島の原爆=リトルボーイの被害を偶然にて避けれた娘と、
    亡くなった父親~の幽霊との会話劇。

    あばら家風に作られた戦後の日本家屋を舞台セットに、
    日常を過ごす娘と幽霊の父親とが繰り広げる戦争の傷跡の話でありました。
    心に強く響く作品でした・・・・

    観客の平均年齢が、まぁ見たトコかる~く60歳代オーバーでした。
    (白髪率80%超えていたような・・・・)

    父は何故自分が現世に出てきて娘と会話できるのかを理解してます
    娘は見るも無残な原爆=ピカドン=の犠牲となった同級生らと共に死ぬべきだった、自分は亡くなった親友ほど生きる価値は無いと思い込み。好いてくれる男性の求愛を拒もうとするのですが、自身を肯定したい思いから生じた父に説得され生きることに前向きになるのでした。
    リアルな感じの雨漏りや料理、風呂焚きなどの日常を細やかに描くことによってノスタルジィーも表現されており。リピート観劇希望される方をちらほら御見掛けしました。

    明るくはあったけど主人公、直接原爆の閃光を浴びてないけど(石灯籠の影に入ったそうです)。被爆はしてるので(原爆症認定:公費負担番号18は付いてるんだろうなぁ・・・)DNAなど傷ついてはいるはずで。あまし明るい展望は望めないんですよね・・・リアルに考えると・・・・。

    戦争は嫌ですねぇ・・・

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    2015/07/14 22:53

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