リ:ライト 公演情報 トツゲキ倶楽部「リ:ライト」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    忘れないほど…面白いかも...
    説明にあるアルツハイマー治療薬をめぐる人間関係。その研究の「与件」と「予見」するような夢 物語である。
    それは、コメディタッチでとても温かいハートフルな話である。同時に少し怖いと感じる二面性のある芝居であった。
    そして、2014年(制作)の話題映画「アリスのままで」(ジュリアン・ムーア主演)を思い出した。

    ネタバレBOX

    本公演は、大学の神経科学研究室。そこに勤務する若手研究者が若年性アルツハイマーに...そこで見る「予知夢」が周りの人々を右往左往させるドタバタ劇である。ここに登場する人物は皆優しい人達ばかりである。それは人間性という視点から捉えている。一方、アルツハイマー(一般的には高齢者に多いそうだが、この芝居のように若い人でも発症)の対応は、喫緊の課題である。その社会的な課題は、本人だけではなく家族をはじめとして周りの人への影響が大である。その視点も垣間見えると良かった。

    さて、少し怖いと感じたのは、すべての記憶がなくなっても、自分が生きた証は消せない、と思う。この芝居では記憶(予知夢)が微妙に違って現れるという。この件、記憶が少しずつ刷り替わり、もしくは刷り換えられる(良いことも悪いことも)。自分の記憶が曖昧なゆえに起こる怖い一面をイメージさせる。

    この芝居ではもちろんハートフルであるから、本人が記憶がなくなることの悲しさと、一方、周りの人々は自分達が忘れられる寂しさの双方向の思い遣りが明るく描かれる。
    この芝居は若年性アルツハイマーという、現実問題としては重く厳しいテーマであるが、あくまで前向きに”今を生きている”という消しゴムのない感動話である。

    ちなみに、プロローグ...浮気はどう関係していたのだろうか。
    昨日観た芝居なのにもう忘れかけている? これってもしかして...。

    次回公演を楽しみにしております。

    2

    2015/07/06 18:28

    0

    0

  • タッキーさん、コメントありがとうございます!
    安易な希望だけじゃない、現実の部分にも目を向けてくださり嬉しいです。
    お声かけていただいたことも(*^^*)

    どうか今後ともトツゲキ倶楽部をよろしくお願いいたします!
    ご来場ありがとうございましたー!

    2015/07/08 08:01

    タッキー様、コメントありがとうございます。
    面白いと思って頂けて嬉しいです(*´∀`)
    11月にまた公演がございますので是非お越しくださいませ。
    ご来場ありがとうございました。

    2015/07/07 16:07

このページのQRコードです。

拡大