「冒険王」「新・冒険王」
平田オリザさんの講演会は何度か行きましたが、お芝居を見るのは初めてです。お芝居にリアリティを求める私ですが、実際あんなふうにしゃべられては誰のセリフを聞くのがいいのか分からないし、背中を向けられたら聞こえづらいです。「新」になると英語や韓国語も混じってどれを聞いたらいいの?はさらに加速され、それに字幕も読まないといけないし(これは現実世界にはありえないけど・・・)で混乱しましたが、聞きとれないのはそれはそれでいいのかなと思うことにしました。そしてお芝居なんだから、お芝居らしくてもいいじゃないかと、他の劇団を思いました。とは言え、これはこれで面白かったです。
これが自伝的戯曲とは、今の平田さんからは想像もできないです。(講演会での平田さんしか知りませんが)