マイ・ベル 公演情報 演劇ユニット パラレロニズム「マイ・ベル」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    幕上がるまで…
    劇団の得意分野(シチュエーション)での公演…上演時間2時間30分(途中休憩)は、少し長い感じもしたが、最後まで飽きずに観られる。それだけ好公演だと思う。
    舞台セットで気になることが…。

    ネタバレBOX

    舞台セットは奥行きを利用し、手前客席側を舞台稽古場、奥は脚本家で兄の家の居間といったところであるが、その設置場所が高すぎる。前から3列位までは見上げるような感じになる。その高さが本当に必要だろうか。

    この公演は劇中劇の手法を用いており、その意味ではいつも行っている公演までの起こりそうなエピソードを織り交ぜ、興味深く観せることが出来るだろう。逆にそれだけ観客を引き付ける魅力がなければ”普通”の公演になってしまう。
    本公演は、登場人物と劇中劇に選んだ「小さな貴婦人たち」が良かった。まず、登場人物は元女優の立原冴子(池田三千世さん)の立場と内心葛藤、その子 立原みちる(舘内美穂さん)という実親子を中心に、劇団キャスト、スタッフを擬似家族に見立てたハートフルストーリーは、練習(?)を兼ねた稽古日記でその心情を吐露させる。その自然な流れは上手く、また日々の経過は日めくりで示すことで、劇中劇の仕上がり程度(段々良くなる様子)が分かる工夫が面白い。この色々なバックボーンを持った人々(キャラクター)を通して出来上がってくる公演...もちろん、本公演「MY BELLE」のことであるが、観応えがあった。

    次回公演も楽しみにしております。

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    2015/06/12 23:28

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  • この度は、当団体の公演をご観覧いただき、また、ご意見を賜り、誠にありがとうございました。舞台セット等々、我々も精進する次第でございます。貴重なご意見を参考にさせて頂きつつ、次回公演に活かしていければと存じます。今後とも、当団体をよろしくお願い申し上げます。ありがとうございました。

    2015/06/18 23:49

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