満足度★★
劇場は沸いていました
Point of View とでも云うか、尺度が変わると価値観が変わる。
そんな内容だと書きたいのですが…。
作品全般としては、笑い処を散りばめた家族劇という趣向です。
家族というよりは人間(個人)といった感じですが…。
ただ、笑いの箇所が「そこでいいのかな…???」という処にはめ込まれているのが多々気になりました。
まともだと思える精神構造の持ち主が姉ひとりというのは<家族劇>という設定の中では如何なものかと思います。
登場人物に実在性を求めず、ディフォルメされた人物たちが(都合良く)配置されているという捉え方をしないと、あまりに嘘くさいです。
ひとつの事件(祖母の誘拐)という緊迫(劇中では緊迫感はありません…残念ながら)した状況下での人間の”業”を描いているようです。
<幸せ=金>それが是か非かに集約され過ぎた感がありますが。
ちょっと散らばり過ぎた感を受けたのは私だけでしょうか?
客席は沸いていましたから。
2015/06/19 14:33
ご来場、そしてクチコミのご投稿誠にありがとうございます。
今回の色々な感想を拝見し、やはり皆様に一人一人に色々なご意見があり、その感覚や感じ方、考え方など人それぞれだなと思っております。
色々と気になる点を挙げて頂き、大変ありがたいです。
あまりきちっとした答えをこちらから出さず、皆様に何かを思って頂きたいが為、ぼんやりとさせてしまうところが、まこと様としては腑に落ちない部分ではあったのではないかと思いますが、頂いた率直なご意見は今後の活動の参考にさせて頂き、また各自の弱い部分はしっかり直していこうと思いました。
また機会がありましたら、ご来場下さい。
どうぞよろしくお願いします
佐竹麻希