満足度★★★★
ざわざわ感…マニンゲンプロジェクトが描く非真人間の集合体の物語。幸せの捉え方、尺度は人それぞれであり、そんな当たり前の事が情感たっぷりに描かれる。人間の…それも身内の醜悪な側面を抉り出しコメディタッチで観(魅)せながらである。しかし、その面白さの中にある、脚本・演出家:町田一則 氏の醒めた目が怖い。
ネタバレBOX
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2015/06/05 23:58
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2015/06/19 14:07
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ご来場、そしてご投稿誠にありがとうございます。
多くのことを考えながら、ご覧頂けたこととても嬉しく思っております。
『自由であることは、それだけ色々なことを考え悩みもする。逆に不自由であれば、受容するという解放感も生まれる。不自由=可哀想という構図ではない』
まさに真髄とも言える町田独自の目線で作られた物語であり、私自身も問を突きつけられ、
物の見方、捉え方が変化するようでもありました。
父親の独白シーンはやはり男性の方から支持も多く、私も大好きなシーンの一つです。
こんなこと実生活で言われたら、溜まったもんじゃないのですけれど・・・(笑)
また次回も俳優陣含め切磋琢磨しながら、お届けしたいと思っております。
今後共どうぞよろしくお願いいたします。
佐竹麻希