雨ウツ音ナリツヅ9日々 公演情報 tetsutaro produce「雨ウツ音ナリツヅ9日々」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    ヤマトンチュー分かってるのか?
    米軍上陸後の沖縄戦で何が起こったのかを戦争を知らない世代が資料と想像力を用いて描いた映画を作ろうとしている。これが設定である。

    ネタバレBOX

     日本は、ポツダム宣言を受諾してから、占領軍が、進駐してくるまでの間2週間程のタイムラグが在った為、軍、官、企業等で戦争を推進していった連中に不利になるような物は、未だ機能していた軍、官僚機構や役所の通達によってその99.9%が焼かれた。その規模は、どれほどのものだったか? 日本全国津々裏々で空が黒くなるほどの量の書類が焼かれたのである。従って安倍等が証拠が無いから~が無かったというようなことは、何の意味も無い。彼らこそ、それらを焼いた連中の直系の末裔であり、未だに彼の祖父岸 信介がCIA資金を受けていたと同じくアメリカから情報、サジェスチョン、活動の便宜、敵対者への脅迫や実効支配の為に為される様々な事象で援護を受けているとみられる。(犯人の決して上がらない事務所放火や家族・親族への脅迫など)が行われているという話はジャーナリストの間では公然の秘密である。そして、それは、簡単に行えるのが実情だ。アメリカは軍務とさえ言えば、日本への出入国はノーチェックで可能だからである。従ってスパイであろうが、殺人・特殊任務を旨とするアメリカのテロリストであろうが、出入り自由、日本側は地位協定の定めにより一切関与できない。験に、外務省に現在、日本に海兵隊が何人いるのか実数を訊ねてみるがよい。彼らは正確な数(実数)など答えられない。アメリカの言っている数を繰り返すのみである。これが、独立国だとでも言うのか? 臍が茶を沸かす。
     先ごろ、ニュースでも報じられたが、総務省が、選挙公約を削除していた話である。これらの情報を阿保としか言いようの無い官僚共は、自分達の物として勝手に処分してきたのであるが、彼らの給与も、これらの情報を作る為の資料等も総て国民の税によって賄われたものである以上、国民の財産だ。これらを勝手に処分するなど、無論、犯罪である。先ず、国民の財産を盗んでいる訳だし、それを勝手に廃棄してきたのだから、証拠隠滅やその他の罪に問うこともできよう。ことほど左様に、この国の官僚共は間が抜けている。国民もこんな阿保な官僚を奉ってはいけない。そも、東大のランクなんか世界のトップ10にも入れないどころか20位にすら入っていないのだから。せめてMIT、スタンフォード、ケンブリッジと肩を並べるようでなければ話にならない。
     今作から話が逸れたが、大切な点は、沖縄が日本で唯一地上戦が闘われた地であり、作家は、現在も戦争は続いていると認識している点である。小学生の女子生徒が米兵に集団レイプされても、アメリカ国内の法で裁かれるより遥かに軽い刑で済まされ、米兵軍属の悪戯で沖縄の人々が怪我を負ったり、亡くなり掛けるような事件も起きる。僅かに返還された土地についても、米軍は一切除染をしない。銃剣とブルドーザーで県民の土地を奪い、勝手に基地を作っておきながら、返還に際して自分達が汚した大地、地下水などの除染すらしない。どういうことだ? 無論、レイプも多い。ただ、強姦罪は申告罪である為、殆どの犠牲者が泣き寝入りをしてしまう。レイプされた上に、その「恥」を晒すことになるからだ。また、ベトナム戦争や湾岸・イラク戦争、アフガニスタン攻撃などでも沖縄から、多くの米兵が出撃している。日本の0.6%の面積しかない沖縄に米軍基地の74%が集中している異常。沖縄国際大学に墜落したヘリの事故処理は、米兵が日本人をシャットアウトして関与させず、ストロンチウム90が飛散しているのも知りながら、現場を封鎖、事故機体及びストロンチウム90が飛び散って汚染された周辺の土壌などを持ちさり証拠隠滅を図った。この事故の際も、報道陣を暴力で追い払い、取材の邪魔をした。民主国家を標榜するアメリカとは、実に偉大な国家である!! 世界中に基地を置き、現地女性をレイプしては基地に逃げ込んで本国に帰って知らぬ顔をする。レイプばかりではない。殺人も然りである。これらは、異常ではないのか? 狂犬国家ならいざ知らず、民主主義の模範を標榜しつつ、このようなことを日常的に繰り返して、キチンと罰せられないことは異常ではないのか? 
     現在、横田にオスプレイが飛来することでヤマトンチューが騒いでいるが、米軍は、どこでも飛行できるし、何処でも基地にできるのが、地位協定なのである。日本人の敵はアメリカであることを先ず認識する必要があろう。
     沖縄は裕仁によって棄てられた。そして施政権を持てない体制を余儀なくされた。その間に島民の多くが捉えられ、彼らの土地が勝手に基地にされたり、銃剣とブルドーザーで基地にされたのである。これは歴史的事実である。
     何かというと“平和ぼけ”と逃げを打つヤマトンチューの卑劣さが顔を出す植民地で、この異常を異常として認識できているヤマトンチューがどれくらい居るのか、と問われれば甚だ心もとない限り、と答えるしかなさそうである。但し、翁長知事の頑張りもあって、辺野古基金の7割は、大和から送金されているというから、少しは、気付いてきているのかも知れないが。辺野古同様、大変な闘いを強いられている高江のことが語られないのは何故だ? というような疑問も含めて破綻のある演出を敢えてしているように観た。作品としての纏まりや展開を敢えて損ない、観客を単に観劇して愉しむ主体から内部に不如意を抱え、不愉快を内面から味わう主体へ転ずる。この技法によって現在、ウチナンチューやシマンチューが、アメリカによる植民化とヤマトによる植民化という二重の植民化の下で喘ぐ不如意やデペイズマンを追体験させられるのである。
     この効果を予め狙っているとしたら、実に鋭い見事な演出と言わねばならぬ。

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    2015/06/02 02:06

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  • A.J.さんへ
     返事が遅くなって申し訳ありません。部屋が地震でぐちゃぐちゃになったり、劇団関係者との付き合いで朝迄飲む日が続いたりで観てきた原稿も遅れがちになっていました。本当に申し訳ありません。そのうち、ゆっくり一緒に飲みたいですね。中野には沖縄の人が出している良い店がありますから、よろしければそういう店で、気分転換がしたい時は別の店で如何ですか?

    2015/06/14 03:13

    ご観劇と沢山のご感想ありがとうございます。

    昔から故郷で感じていたこと、今だから感じれること、そんなことを、今ある力で精一杯作らせてもらいました。

    ハンダラさんが高江や軍事被害の末路などのことに詳しくお知りなのがただただ嬉しい気持ちです。
    演出の違和感に敏感に指摘をしてくださっていることにも驚きです。
    すべてハンダラさんのおっしゃる通りですよ!と自分を持ち上げてあげたいのですが、それが意図的に左脳で考えてというよりは右脳で感覚的に仕上げたものです。
    「悲しい場面でしょ、泣いてください!」みたいなことは決してしたくなく
    「史実起こった残念な出来事たちを目の当たりにして欲しかった。それらは決して忘れられてはいけない事たちだと思うので」
    とその思いだけでした。
    現代とのギャップを広げ違和感を表現したかったのも感覚的なものです。
    そういったもので、多くの方からの指摘やご意見も頂きましたが、僕の中でその違和感をどのように受け取ってくれるかは勿論見てくださった方々の自由な捉え方にお任せはします^ ^

    それにしても沖縄のことを詳しく知っていてくれて嬉しい。ありがとうございます。

    またこの作品をどこかで上演出来るように頑張って行きたいです^ ^

    ありがとうございました。

    2015/06/02 20:46

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