満足度★★★★★
良い作品でした。
上演中は完全貸し切りではなく、一部の客席は通常営業してる中での公演。舞台の流れにまったく支障をきたさなかった(ヘンな空気になるとかがなかった)のは、お店のスタッフの協力が本当に大きい公演だと思いました。
まず、冒頭の、冒頭シーン。
日常生活での会話における発声とか声量と、演劇のそれとは(少なくともストレートプレイの場合は) やはり違うわけで。
前説とは別の、あるシーンを入れたことによって、日常風景としてのカフェと、舞台空間としてのカフェが時間軸の中でムリなく繋がったという印象。作者の観客に対する心遣いを感じたシーン。
(男性店員2人が本筋とは関係のない、ある雑談をしたシーン)
サツキにもサツキの親にも、どちらにも感情移入してしまった。ストーリーがしっかりしているからだろう。
ドタバタ作品…と思ったら、それだけでは終わらなかった。総合的にとてもよかった。