戯作者銘々伝 公演情報 こまつ座「戯作者銘々伝」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    新鮮味なし
    またまた自画自賛の構図が鼻に付きました。

    ネタバレBOX

    三途の川にたむろしている江戸時代の山東京伝を始めとする戯作者たちと版元の蔦屋重三郎が、彼らの作品や時の権力との関わりを説明したり、今もうろうろしている理由を語る話。

    結局、江戸時代の戯作者たちは表現の自由が保証されるまでうろうろしているということでした。井上ひさしがやって来た今日になっても彼らはまだこの場を離れそうもなく、いつになっても出口のない鬱々とした気持ちにさせられました。

    井上ひさしの『戯作者銘々伝』と『京伝店の烟草入れ』を原案に新たに作られた作品でしたが、初演は観ていませんが再演を観ているようで新鮮味がなく、そして、こまつ座の前回公演『小林一茶』でも感じた通り、戯作者は偉いという自画自賛の押し付け構図が鼻に付きました。

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    2015/05/28 14:40

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