観たい!・・・のですが
初日を終え、既に幾つかのレヴューも出て来ているのに、“今更”ですが、やはり「観たい」モノは「観たい!」ので、カキコんでおくことにします。
正直、観る側としては、彼等が何故シアターコクーンに執着するのか、良く理解出来ません。「おぼんろ」の舞台は一作品しか観ていないけれど、彼等の演劇は、蝋燭の揺らめく灯りの中で固唾を呑んで語りに聞き入る百物語だの、洞窟で動物の皮を被って踊り狂う原始宗教だのに似て、空間ごと集団催眠の様な“魔法に掛ける”のが最大の魅力だと思うのです。だから、そういった“魔法”が大ホールで可能なのか―――可能にする為にはどんな“仕込み”を企んでくるのか―――それが凄く楽しみなのです。
今回、動員目標を敢えて掲げず、今迄の公演で最も評判の高い「ゴベリンドンの沼」の再演・・・と聞けば、「お、おぼんろ、勝負に出たな!」と感じずにはいられません。本当、「観たい!」のは山々なんですが・・・預金通帳の残高見るとですね、諦めざるを得ないのです・・・。
ですから、ここの「観て来た!」を欠かさずチェックしていこうと思ってます。それと、絵を描かれる方はPixivのHPにレポートをアップして下さいませんか(タグは“舞台”“おぼんろ”で)。行くに行けない「観客」に、少しでも「参加者」の気分を、どうかお願いします。