『ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ』 公演情報 ロズギル上演委員会「『ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ』」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    変則二人芝居の成功作
    観たい観たいと思いながら、これまで、ご縁がなかった「ロズギル」。なので、はなから二人芝居用の脚本かと思いましたが、違ったんですね。

    いやあ、とても、気の利いた趣向で、見せ方として、とても斬新で、面白かった!というのが、第一印象でした。

    でも、帰りの電車の中で、自衛隊員は、ロズギルと同じ運命を辿るのでは?と無性に不安を掻き立てられ、内容はかなり深い芝居なのではないかと、思い直した、昨日の夕刻でした。

    ネタバレBOX

    何しろ、お二人の芝居の熱量に圧倒されます。

    演じることが大好きなお二人が、企画して、上演に漕ぎつけるまでの、熱量が、全て、舞台上に放出されているような、熱いのに、清涼感を感じるステージでした。

    「ハムレット」の登場人物として、どっちがどっちか、出自も、不明な存在感の薄い二人を主役に据えたストーリー展開だけれど、この作品の中においてさえ、結局は脇役でしかない二人の儚い運命が、静かに悲劇性を物語ります。

    ハムレットや、他の登場人物は、映像で、お二人が、あれこれ演じ、そのスクリーン内の人物と、生身のお二人が絡むという演劇スタイルが、趣向が効いて、斬新かつ愉快でした。

    本当は、2時間半以上の大作だそうですが、この日の上演時間は、たった1時間半。それでも、中身はしっかりと詰まった充実感あるストーリー展開で、感心しました。

    役者役の人形を操作した、黒子の、文学座の演出助手さんの、動きも、お二人の芝居を妨げない素晴らしさで、目を見張りました。

    できれば、熟成された頃にもう一度拝見したくなる舞台でした。

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    2015/05/15 13:43

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