パーフェクトマーダーケース 公演情報 劇団禄盟漢「パーフェクトマーダーケース」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    悲しいパーフェクトマーダーケース
    三つのストーリーと大きな一つの物語とあったが、それぞれに様々な人物が絡み合い、ラストに向けて色々な伏線を回収しながら魅せていく脚本がまず面白い。そして役者さん達の熱演と相まって、実に見応えのある舞台でした。
    5公演しか行われないのが勿体無いと思いました。
    以下、公演中なのでネタバレで。

    ネタバレBOX

    事件後の取調室での、容疑者や目撃者の供述を回想シーンで見せて物語が進んでいく。薬の売人、ホームレス、孤独な少女、麻薬捜査官、そして別れた父子とそれぞれの関係性や考え方が、複雑に絡み合い、重厚で悲しい物語を構築しておりました。伏線の話にも感情を揺さぶられるシーンや台詞があり、2時間弱の舞台でしたが全く長く感じませんでした。

    役者さん達は皆さん熱演で大変良かったのですが、特に優斗役の大山京香さんとバッカス役の木村深志さんが素晴らしく、印象に残りました。

    次回公演も楽しみです。

    追記)一つだけ、疑問なのはバッカスがあの場面で薬を飲む必要があるのかな?近くに優斗がいるのに。後で一人の時に飲むのではと思ってしまった。

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    2015/05/04 22:23

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