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劇団チョコレートケーキ「
追憶のアリラン【ご来場ありがとうございました!】
」の観てきた!クチコミとコメント
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unicorn(1870)
満足度
★★★★
日本の支配
面白い。145分。
ネタバレBOX
韓国併合時の、日本人検事、憲兵隊長、日本人の元で働く朝鮮人、抗日戦線の若者、日本人に恨みをもつ朝鮮人農民らの立場、関係、心の内を描く。
冷たさと熱さが同居する舞台は健在。見ごたえあった。
一つの国が一つの国を武力をもって混乱や貧困を与えることで、人間一人ひとりの内面の苦しみや怒りを色濃く描いた。史実がどうあれ、生きた人間らの行き詰った感がいい感じに伝わってきた。
検事らも(多分、憲兵隊長も)朝鮮人らも、なんらかに作用されて生きていて、思い通りにいかない苦しみが、いい味出してた。そんな中、人民裁判委員の大内厚雄の朝鮮統一の話は、冷静な演技の中でいい感じに光ってた。
豊川検事(佐藤誓)を助けるため危ない橋を渡り続ける朴(浅井伸治)が、若干の満足げな表情で終わるのも良かった。序盤の手紙はここに通じているのかしら。
こうした戦争の話だと、軍部な人は印象の悪いクズという表現がされるのが常のような気がする。ただ、それはそれで大多数な人間の代表のように感じられて心苦しく思う。そういう立場だし。
ちなみにアリランはあんまり印象的な感じがしなかった。
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2015/04/19 21:19
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