満足度★★★★★
無題1452(15-100)
19:00の回(曇)。18:35会場着、受付、中へ。
18:45/19:02前説(120分)、とてもよい印象の方でした。
今夜は予定していなかったのですが時間ができたのでメールで予約(各公演、開演の4時間前まで可だそうです)、満席。
19:03鐘の音で開演~20:59終演。
「観たい!」が2014/10なので上演までだいぶ待ちました。
2012/1@小劇場の初演(2回)、「フラワーシャーベット(2014/6@楽園)」と3公演目です。感じたことは初演時に書いたとおりで、今回も期待通りの好演でした。
「花の二十四年組」...wikiってみると、萩尾望都、竹宮惠子、大島弓子、青池保子、山田ミネコ。「ポスト24年組」水樹和佳、坂田靖子、佐藤史生、花郁悠紀子...どなたも懐かしく、思い入れもたくさんある作家のみなさん。
「トーマの心臓」を初めて読んだのは「萩尾望都作品集第1期、11-12巻。「小学館文庫(マンガ)」1980/1981年初版の1-2巻はその後でした。。※萩尾さんはその前に「11人いる!」を読んでいます。
原作の一節が散りばめられた作品、最後に渡された贈り物は原作では「図書館の本」でした。
新しい版が出る度買い続けてきた「トーマの心臓」、初めて読んだ時の自分を傍に感じながら舞台を観ている、不思議な感覚、当時どれほど感動したのか...そんな想いとともに物語は進んでゆきました。
萩尾さん関連では、本作と「半神(2013/11@絵空箱)」がずば抜けた出来栄えで、どのような方(篠原さん)が書いたのかなと思っていたところ、終演後、少しお話をすることができました。萩尾さんの作品が大好きでたまらない、という想いは同じようです。
「これがぼくの心臓の音」そう言うことができる作品に再会できた喜び。もう一回観に来ます。
2015/04/19 08:30
そういった風に感じて頂ける方が多く本当に嬉しいです。
また、萩尾望都さんや当時の漫画に思い入れの強い方も沢山観てくださってます。
その思いを、汚すことなく、話を紡いで行けますよう。
最後まで演り切ります。
ありがとうございました。