よく喋るマダム達は、パクチーより食えない 公演情報 東京ストーリーテラー「よく喋るマダム達は、パクチーより食えない」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    面白かった!
    脚本の完成度の高さに驚かされました。
    それおかしくね?なんで?どうして? みたいに細かい所が結構気になってしまうタチなのですが、
    本作はそういった綻びがほとんど無く、ストレスレスで観劇できました。

    演出、構成も素晴らしかった。
    派手さは無いのだけど、無駄も無理もないから物語がすっと頭に入ってくる。
    とても安心して観られる作品だと思います。

    ネタバレBOX

    節子が思い出の花、夾竹桃を持って君則の家を訪れる場面がとても印象に残っています。
    母親から罵倒されてしまうわけだけど、節子の胸の内を思うととても切ない。
    百合子と節子の再会のシーンも感動的で泣けました。





    [memo]
    節子は君則と駆け落ち。娘が生まれる。
    君則は過労のため事故を起こして死亡。
    娘は夫の実家へ。二度と会わせて貰えなかった。

    高倉(父)は娘・瑠衣の結婚にあたって、
    節子の死別した前夫との娘 百合子の行方の調査を探偵に依頼。
    その調査結果(事故で死亡)が何故か節子に。
    → ショックでブティックを畳もうとした

    黒幕は瑠衣の婚約者稲沢。
    稲沢はかつての恋人早苗を高倉家のお手伝いとして潜入させ、スパイとして利用。
    (稲沢には子供を認知してもらえなかったが生む。母子家庭なのでお金のため)

    娘の婚約を渋っていた節子に対する嫌がらせを画策。
    探偵を買収して嘘の報告書を節子に見せるように仕向けた。

    早苗の携帯の待受が子供の写真
    →実家で両親に話を聞くと稲沢との子供であることが発覚
    報告書を作成した担当者を問い詰めて稲沢が黒幕であることが発覚(この辺うろ覚え)

    百合子は生きていた(報告書が嘘)。節子と再会。

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    2015/04/16 01:42

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