満足度★
甘ちゃん
友人が出ていたので見に行きました。
間を空けず、終始同じテンポで同じような会話をしているのでセリフが全く頭に入ってこなかった。
そういう(間違った)演出なのかと思って友人に聞いてみるとそういう演出でもないらしい。
とんでもない事件やドラマが起きることもなく90分間は進む。90分が3時間のように感じられた。
ちょいちょいでてくるコテコテのギャグや映画の小ネタは物語上に必要性はないし全くつまらない。
一周してスベっておもしろいギャグをやってるわけではなくどうやら作演出家はこれがおもしろいと思って書いているらしい。
キャパの割に無駄に多いキャストだしキャストの熱量もバラバラだし、見どころはなにもなかった。
せっかくの回転舞台も2シュチュエーションをいったりきたりするだけで特に大きな展開もないのでつまらない。
ツッコミどころは200箇所くらいあるので書ききれないが、『どうやればつまらない演出になってしまうのか』を考える勉強にはなった。それにしても勉強代2000円は高えよ。
ただひとつだけ寝ずに見てられるポイントはヘアメイク役の子が非常に魅力的な容姿だということだけ。
それを生かす演出もできていないけど。
もし演劇をはじめてみる人がこの演劇をみてしまうと二度と演劇をみなくなるという悪影響を及ぼす可能性さえある。
悪いのは脚本と演出が8割。
あんだけキャストがいたなら誰か改善できなかったのか。
甘ちゃんなのは脚本家だったのかもしれない。