ストーリー 公演情報 劇団やぶさか「ストーリー」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★

    ちょっと荒削りだったけれど・・。
    音楽劇と聞いて遥か彼方の道のりを行ってきました。
    ストーリーは子猫ナイトの冒険の物語。

    以下はネタばれBOXに。。

    ネタバレBOX

    不思議な力を持つジュールは息子の黒猫ノッテを失ってしまった。
    それは心無い人間がノッテを川に投げてしまったからだった。。
    ジュールはノッテを助けられなかった事に落胆し後悔して、「神様、あの子を生き返らせてくれたら、自分の命を捧げます。」とお祈りをしました。

    ある日、飼い猫の黒猫ナイトは大きな震災にあい、飼い主まみちゃんと逸れてしまいました。そこでジュールと運命的な出会いをしますが、ノッテと同じように額に三日月の模様があったナイトを見てジュールは自分の息子と思い込んでしまいます。

    ジュールはナイトの願いどおりまみちゃんの下へ帰る手助けをしますが、無事に帰るまでの間、仲間になった野良猫達の人情なる猫情に触れ合います。ナイト達は遠い東の地からまみちゃんの住む町まで途中、保健所の車に入れられ窮地になったりしますが、その経緯をへてナイトは沢山の事を学び大人になっていきます。

    一方、ジュールもナイトや他の猫達と色んな目に遭いながら共に成長します。やがて、ジュールはナイトが自分の息子ノッテではないことを悟りますが、命の連鎖をかみ締め、魂は繋がっている。と思うようになれました。

    実はジュールにも前世があり、前世はレインという名の薄幸の白猫だったことや、そのレインを愛したヨルという不思議な力を持つ猫が転生した現在のジュールを陰で支え、力になりながらもずっと傍で見守っていた理由が解ります。

    ナイトはノッテではないけれど、ノッテの命は魂は受け継がれ繋がっていると、ジュールは確信します。

    そんな折、ナイトは無事にまみちゃんの家に辿りつく事ができました。しかし、そこにまみちゃんはおりません。まみちゃんは亡くなっていましたがまみちゃんの姉がいました。彼女はかつてノッテを川に投げてしまった事を後悔し、ナイトと一緒に暮らす事を誓います。


    ピアノの音色と共に上演する音楽劇。
    やはり、生のピアノを聴きながらの芝居は癒されますね。
    ただ、芝居は全体的に荒削りでした。この手のストーリーも珍しくないベタな物語だと感じました。
    それから、歌を歌うシーンが最後にあるのですが、この歌がマズイ。
    カラオケで歌ってるような音程です。
    仮にもミュージカルを前面に押し出すなら、もっと歌を勉強して欲しい。
    むしろ、バックコーラスの方が上手い!というのは、どーゆうことでしょうか?

    ここのところ、歌を導入する劇団が多くなりましたが、何処もレッスンしてるのか、すんごく上手です。。

    最後、ちょっとがっかりしました。



    4

    2008/09/18 20:18

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  • 環>
    コメント有難う!
    ワタクシのレビューを過去から読んで頂くと理解して頂けるかと存じますが、ベタな作品の方が好きなのですよ。
    大衆から感動した。とか楽しかった。と評価されるお芝居は大抵、解りやすくベタな作品なんです。
    脚本家の方々って、懲りすぎて作品自体を物凄く解り辛くしてしまうことって、ありますでしょう?
    作ってるご本人はご自分で何度も練り上げて作ってるから、こんな事が表現したかった!なんておっしゃいますが、観客はたった2時間弱で全てを理解しなくてはならない。
    ですから観客は解り難い芝居を理解出来ないのは当たり前なんですね。
    で、ベタな芝居が好き!となるわけです(^^)

    音楽劇と聞いて遥々出かけて行きました。
    次回は東京でお待ちしておりますよ。。(^0^)


    2008/09/22 00:16

    ご来場ありがとうございました!確かに、こちらはベタな作風かもしれないです;
    ともあれ、細かい粗筋を追って頂いてる事にむしろ吃驚しました(@o@;)沢山の舞台を観ていらっしゃる方にご観劇頂くことも、これまであまりなかった機会なので、貴重なご意見として受け止めさせて頂きます。遠いところを、どうもありがとうございました。

    2008/09/21 19:28

    おーじ>
    ん(^^)特に生ピアノはいいです。
    放課後、音楽室から聞こえてきたピアノの音を思い出しますよ。
    西日が白い飾り気のないカーテンに射して教室全体がセピア色になっていました。
    ピアノを聴くと学生の頃の懐かしさや乾いた臭いを思い出します。

    そう、本当にそうです。折角のピアノの旋律に耳を傾ける訳ですからね。
    もし、練習不足なら、歌の導入はなくても、でんでん困らない劇でした。

    2008/09/20 00:15

    音楽劇はいいですね。
    特にナマの楽器の演奏が挿まれるとなると、何となくワクワクします。
    やはり、ワンランク上と言うか、通常のBGMと違う、何やら高級感が漂います・・。


    子猫の冒険ストーリーというのもいい感じですけど、まぁベタな、というか、何となくストーリーの予想はついてしまうのかも知れませんね。


    音楽劇でメインの歌が万全でないというのは、ちょっと残念ですね・・。
    歌やダンスを挿む場合、やはりある程度のレベルはキープして欲しいですね・・。
    でないと、そこで一遍に夢が醒めてしまう。
    ワクワク感が大きいほど、何やら、裏切られた感も募りますね・・。


    2008/09/19 23:38

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