満足度★★★★
いつものやつといえばいつものやつ
ここの持ち味は120分程度で後味よくキレイにまとめる作風だと勝手に思ってたのですが若干変わってきた感じです。
今回、正味135分ほどあって少し長め、かつ結末については、そんな最後まで描くのも野暮ってもんだろと、あえて片付けない部分がすっきりしない。
ついでに例によって劇団メンバーの小泉匠久、阿部晃大の使い方がまだイマイチ。いい意味で垢抜けないと言えなくもないが…。「ポケシらしさ」と「いつものやつ」紙一重でコッチ側にきてしまっている。
いつもの、といえば女性キャストにパンチのきいた人が多く、全体に男性キャストが押され気味…。
決してつまらなくはないんだけどなぁ…基本おもしろくて観る価値があるだけにアラさがしをしてしまうとでも言うべきか。
本当に毎回しつこくて申し訳ないが、いまだにポケシを観るたびどこかに泉亜樹がいるのではないかと探してしまう。そうせずにはいられない何かが彼女にはあった。