満足度★★★
ふわふわ感各地の領主が治める街は、「富豪区」と「貧民区」に分かれており、それぞれを「鷹」と「雀」という鳥に比喩し、端的にいえば、羨望・対立の構図になっている。実は、もっと根深い話であろうが、公演の印象としては掘り下げが足りなかったと思う。比喩は、貧民区の住人が書いた一冊の本...鷹は翼を大きく広げ高く飛ぶ、雀は小さな翼で高く飛べない、と貧富の差を嘆いたもの。ストーリーはストレート、演出は特色なし、演技はキャストの力量差が見て取れる。主張したいことは何となくわかるが、芝居としての印象が薄かった。
ネタバレBOX
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2015/03/23 18:07
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