鷹と雀 公演情報 劇団ORIGINAL COLOR「鷹と雀」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★

    ふわふわ感
    各地の領主が治める街は、「富豪区」と「貧民区」に分かれており、それぞれを「鷹」と「雀」という鳥に比喩し、端的にいえば、羨望・対立の構図になっている。実は、もっと根深い話であろうが、公演の印象としては掘り下げが足りなかったと思う。
    比喩は、貧民区の住人が書いた一冊の本...鷹は翼を大きく広げ高く飛ぶ、雀は小さな翼で高く飛べない、と貧富の差を嘆いたもの。
    ストーリーはストレート、演出は特色なし、演技はキャストの力量差が見て取れる。
    主張したいことは何となくわかるが、芝居としての印象が薄かった。

    ネタバレBOX

    「富豪区」と「貧民区」の堺は、高い高い壁で隔てられている。この各区域の成り立ちと、その関係性がよく理解できなかった。成り立ちであるが、例えば江戸時代の士農工商のような身分制度、ヒエラルヒーなのか。序盤の会話からすると貧富(イメージ概念は「下町」と山手」)という経済的なことかと思った。終盤になって貧民区の民(叛乱分子)の処刑という話になり、支配・被支配層という対立構図が分かる。貧民区における不自由さ、叛乱を起こす原因・動機は...その描きこみが足りないと思う。
    舞台に設けられた窓(枠)...そこから見える富豪区の風景とは、それが観客、少なくとも自分にイメージ出来れば良かった。情緒的な演出ではなく、力強い人間ドラマに仕上てほしかった。

    今後の公演に期待しております。

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    2015/03/23 18:07

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