祝/弔 公演情報 クロカミショウネン18 (2012年に解散致しました。応援して下さった方々、本当にありがとうございました。)「祝/弔」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    加速するドタバタ。
    「祝」に続いて、ふっと線香の匂い香る「弔」へ。

    なるほど、ドタバタの加速は「弔」の方が面白みがあるように思う。
    混乱の絡まり方やら収束のさせ方など、「NINPU」を思い出させた。
    そして、「祝」での不満が解消されたのは、間違いなく彼らのおかげだ。
    彼らに関しては、ネタバレにて。

    二本観て、やはり一本だけでは消化不良になったろうと思う。
    しかし、二本観たからといって、充足感が何倍にもなったわけでもない。
    1+1が2.2くらいにはなっているから、十分だと思うのだけれど。

    劇場使用や作品等の“状況を使い切る”難しさは並大抵ではない。
    心からお疲れ様でしたと、申し上げたい。

    ネタバレBOX

    「弔」のキーマンは、猪股俊明と久米靖馬である。

    「祝」の時に、父役である猪股が出てきた瞬間に、
    「あちらの方が観たいなー」と意識が逸れてしまったのは、事実である。
    その錯乱ぶりを堪能できたのは、眼福であった。

    そして、久米靖馬の火傷っぷりに感動。
    出来る人というフリがある中での火傷は、見事の一言。
    「NINPU」からの出来る人キャラのイメージがガラッと崩れた。
    芸術的な積み木崩しであった。

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    2008/09/16 00:38

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