誰も見たことのない場所2015 公演情報 ワンツーワークス「誰も見たことのない場所2015」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    これは有りですよね!
    俗にいう「演劇」の定義からすると逸脱しているのかもしれません。
    ”物語”が戯曲の形式で存在するわけではないので。

    しかし、役者の生の力を媒体として語られる内容は、オムニバス形式ながら、きちんと物語(ドキュメンタリー)を伝えてくれるし、何よりも彼等がその人々に魂の部分から成りきれているのが”力”の原動力になっています。

    「病んでいる」のは彼等なのでしょうか?社会なのでしょうか?
    この機会に真剣に想いを共にしてみては如何でしょう?

    冒頭と終わりのステージングが要か不要かは意見が分かれるところだと思いますが…。
    何かしら”作品”らしき表現が必要かと思われたのでしょうが…。

    ネタバレBOX

    学生援護会の奨学金の下りが特に印象的でした。
    援護ではなく闇金まがいである実態はもっときちんと取り上げて欲しいと思いました。

    今の日本は、大企業を保護する政策にあけくれ、国民生活を無視する風潮が顕著です。そのうちのひとつの現象がこの問題ではないでしょうか?
    ”地方創生”を謳いながら、有力大学が都市圏に集中し、仕送り等の負担を強い、結果、地方から若者を都市圏に吸い上げ、借金(奨学金という名のもとに)を背負わせ、未来を潰している現機構は相当に問題です。

    ”心の闇”の根底もそうですが、”社会構造”の不備が及ぼす”闇”は即座に紛糾すべきだと思いました。


    出演者の皆さんの熱演は素晴らしかったです。
    だからこそ、トークショーでのネタバレには賛同できません。
    本編できっちり訴えられているのですから、蛇足になる”素”の時間を加えるべきではないと思います。
    シンポジウムではないのでしょ????
    それが残念です。…参加しませんでした。

    お見送りやアフタートーク、バックステージetc.
    余計なおまけを付けているとは思いませんか?
    昨今のこの(大劇場発の)風潮には大きな疑問を感じます。

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    2015/03/18 14:15

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