満足度★★★★★
全てが絶妙
タイトルも絶妙なら、フライヤーと予告編に出しているキャラクターやあらすじの「露出加減」も絶妙。キャスティングも素晴らしく、特に渡辺徹さんと沖野晃司さん、それに古舘佑太郞さんはわたしの目を釘付けにさせてくれた。
シンプルで美しい物語にいろんな枝葉をつけてはいるが、主軸たる物語はけしてぶれず、またその枝葉が絶妙であるし物語の邪魔をしていない。
多少の強引さはPMC野郎のカラーだと感じているし楽しめばいいと思っている。言葉(セリフ)のテンポや抑揚などの演出が心地よく、大変気持ちよく観られる。
マイナス点を述べるとしたら、
登場人物が多くお一人の役者さんが何役かこなされていることがあるため、
やや混乱するかもしれない、ということくらいだろうか。
それくらい、マイナス点が少ない印象。
「明日誰かに話したくなる復讐劇」のコピーに偽りなし。
こりっちでは予約できなくなっていた千穐楽、今なら予約ができる。予約可の状態になっている今のうちに予約をおすすめする。
ポップンさんの公演では毎回のことだが
主題歌もよく、iTunesで購入ができたりするとファンとしては嬉しい。
以下、ネタバレBOXにて。
2015/02/25 23:03
「復讐劇」の重さを感じますよね。
だからこそ、「独りぼっちのブルース・レッドフィールド」なのかなあ、と。
最後、胸をキューット締め付ける、そんな悲しい復讐者の物語が、
とても心に染み付きました。