満足度★★★★
10代のシャンソン(再々演を望む)
高校のシャンソン部を舞台に5人の生徒と顧問の先生が織りなす
ストレート学園ドラマ。
まるでドミノのように片思いが連鎖する切ない青春の日々が描かれる。
シャンソンというドラマチックな手段が素直にはまって大成功。
初演は2時間40分、それが今回2時間になったというが
もう少しスリムになっても良いかなと思う。
導入部分など、もっとまっすぐ本題に入っても良いのではないか。
客演の井端珠里さんが歌うフランス語の「愛の賛歌」が素晴らしく、
若い方の爽やかな力を感じた。
終演後は三軒茶屋ミワの「新春シャンソンショー」で3曲。
「ミロール」を聴くのは2度目だったが相変わらず素晴らしくて
この3分間の人生劇場にボロ泣き。