[EKKKYO-!]  冨士山アネット・快快・劇団山縣家・ピンク・夙川アトム・FUKAIPRODUCE羽衣参加! 公演情報 冨士山アネット「[EKKKYO-!] 冨士山アネット・快快・劇団山縣家・ピンク・夙川アトム・FUKAIPRODUCE羽衣参加!」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★

    お望みの……。
    ショーケースは観る方も演る方も諸刃の剣である。
    端的に言えば、「意外な幸福」と「お望みの不幸」といったところか。
    そして、大概が「不幸寄りの普通」くらいで、終わってしまう。
    相乗効果を生んだところを一度も見たことがない。

    そういう意味で言うと、今回もやはり同じことであったと思う。
    はっきり言って、『EKKYO-!』の参加メンバーの面白さの時点で、
    ある程度の成功は約束されたものだと思っていい。
    しかしながら、作品間での何らかの化学反応は皆無であった。
    まあ、いつものことだと言ってしまえば、それまでのことだけど。

    劇団山縣家とFUKAIPRODUCE羽衣との出会いは収穫であった。

    ネタバレBOX

    ・夙川アトム
    (TVで観るように)まったくブレない芸風は、安心感すら覚える。
    もっとドキドキさせてほしいくらい安心でいっぱいであった。

    ・ピンク
    コミカルを取り込んだダンスって、少し恥ずかしい。

    ・劇団山縣家
    3人いるだけで、場の空気がゆるゆるになる。家になる。
    「家族で劇団をやる」というだけでネタなのに、妥協がない。
    亀取りのエピソードは、秀逸の一言。

    ・快快
    テクストと身体と映像が、単体で存在してしまった居心地の悪さ。
    いつもなら高まってくる部分がすっと落ち着いて終了。

    ・FUKAIPURODUCE羽衣
    バカバカしさに妥協がない。テクスト・歌・身体。もうバカ!
    誰一人愛せないキャラクタを取り揃えたことに震えた。

    ・冨士山アネット
    相変わらず、ダンスだけでも見ごたえがあるなぁと思うのだけれど、
    物語が感じられてこそのテアタータンツ。
    ホストとしての最低責任は果たしているだろうが、全く物足りなかった。

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    2008/09/10 01:01

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