満足度★★★★★
無題1391(15-039)
19:30の回(晴)。会場が見えてくるとなにやらピンク色の物体が貼り付いている、かなり大きい...ダイオウイカみたいな光沢、近づくと風船。アイドルの公演みたいだな、と思ったら、本作はそのお話でした。
18:50受付..予約返信メールには「整理番号は当日受付順」とありましたが、そうではなく受付順に並んで、ということでした。
19:00開場、薄いカーテンで仕切られた舞台、天井からはいろいろな色の丸い球体が吊られ、かかってる曲は邦楽なのでわからず(唯一、渡辺美里さんの曲のみ知っていました...コンサートにも行ったし)。
19:28前説(勅使河原氏によるアナウンス)、19:34開演~21:32終演。もちろん初演(2013/5)を観ていて5作目(2011年から年1作)になりました。
今回、どういうわけか観ていてシミジミと感じるものがありました。人生「夢見る頃」はとうに過ぎ、遠くなってしまった「後ろ」を懐かしむほどではなく、ぼんやりとした「今」。舞台の上、感情のおもむくまま、あるいはぐっと押さえつけ閉じ込めようとする「気持ち」、いろいろな感情が混じりあい、私自身とお話との距離をそっと縮めてくれたようです。
「三十路のそこそこのアイドル」が、水着でのオーディションを受け、武道館(まずは駅前劇場ですね)を目指す...また来年!