祝/弔[祝─駅前劇場側]15日本日千秋楽 公演情報 クロカミショウネン18 (2012年に解散致しました。応援して下さった方々、本当にありがとうございました。)「祝/弔[祝─駅前劇場側]15日本日千秋楽」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★

    始めに「祝」を観て正解だったかも
    「弔」とは全く異色の作品でした。
    やはり、両方、観られると人物設定が理解できて楽しいです。。

    以下はネタバレBOXに。。

    ネタバレBOX

    亡くなった母「トメ」の意思を引き継ぎ通夜であっても営業をしていたレストランに、予約をしておいた婚約式を執り行うという家族が集まる。

    しかし、主役の雨宮家と三国家の両家のお嬢様は結婚詐欺に遭っていたことが分かって、

    両家の父親を落胆させないようにと、レストラン従業員と両家の真実を知っている者だけが、騙し絵のごとく、両父を騙す事に翻弄します。

    結果、話の成り行きで新郎の代替案がいつのまにか出来上がり、雨宮真由美には三国家の長男、孝一をあてがい、架空の人物を無理に作るはめになります。

    三国亮子にも海外に行ってる雨宮家の長男をあてがい話はややこしくなるが、雨宮家の母(晶)が主導権を握り、見事にトリックを押し通してしまいます!(^0^)

    両家の挨拶の場面。
    両家が対面し列に並びながらも、雨宮父と三国父、三国次女に分からないように感づかれないように代理新郎を紹介するあたり、仰け反るほど面白いです。


    それから細かい演出も素晴らしいです。
    レストランでは何の準備もしてなかったのが、リアルバレバレのように祝いのテーブルには白い菊と黄色い菊の花がちょこんと乗ってます。
    隣の「弔」の花です!(^^;)


    いあいあ、ホント馬鹿らしいけれど、愉快です。



    ワタクシは「弔」の方が好みでしたが、他の方はどーなんでしょ?


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    2008/09/08 22:06

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  • おーじ>
    お疲れさまと、言いたい!(^0^)
    ワタクシがレビューのUPする度にコメントしてくださるから、とっても嬉しいのだけれど、今日はてんてこ舞いだったでしょう?


    はい、嘘の上塗りですね。
    現実の世界なら、こういった嘘は墓穴を掘りますね。
    穴に入って出て来れなくなります!(^0^)

    そ・そうだ!
    嘘の上塗りをして、にっちもさっちも行かなくなった主人公が墓穴に入ったら、その世界はその嘘が現実の世界だった。という設定はどう?
    本当の世界と、墓穴の世界が同時進行され、主人公は同一人物なんだけれど、二つの世界は真逆の設定で進行され、人生は二通りになるのよ。
    自分の人生が別の世界でも違った生きざまをしてるって素敵だし、得してる気分でしょ?

    そうして主人公が臨終のちょっと前にその二つの人生は同一になり繋がる。。
    結局薬局、別の人生のように見えた道程は最終的に同じなの。。
    どう転んでも、結果は同じ。
    結果が分かってると、経緯は不幸のどん底でも、その不幸に安心できる。だって、結果が分かってるから。


    書くかな?(^0^)
    おーじ、貴方、文章書くの得意でしょう?
    ワタクシの文章に肉付けして書いてくれない?文種はコミカルで!

    著者は「三崎みさ」でね。(^0^)/

    2008/09/09 01:44

    これ、心境はよくわかりますね・・。

    とにかく、親をがっかりさせないようにと思う余り、事実を曲げてまでその場をやり過ごそうとするのでしょうけど、一度踏み込んでしまうと、今度はそれを繕うのに、更に嘘を塗り重ねてしまう・・。

    本作では適度なスパイスとしてコミカルに描かれているようですが、現実の世界でこの状況だと、当事者は居ても経ってもいられないでしょうね・・。

    (第三者として)舞台なら、コミカルに楽しめる作品なんでしょうね。

    2008/09/09 00:41

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