『鬼切丸』再演 公演情報 タンバリンステージ「『鬼切丸』再演」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    観せる…魅せる…
    90年代カルト的人気を誇った楠桂の人気コミック「鬼切丸」の舞台化である。この公演は、2013年夏に大盛況で終演した作品の再演だというが、その魅力は何といってもキャストのビジュアル性と殺陣の素晴らしさであろう。キャストは当日パンフの紹介によれば34名が登場している。そのメイク・衣装が妖しげな雰囲気を醸し出す。
    そのお話は…

    ネタバレBOX

    はるか昔、少年の姿をした鬼が生まれたが、彼には角(つの)はなく、一振りの神剣「鬼切丸」を携えて鬼と戦う。すべての鬼を倒せば、人間になれると信じている。同族同士の争いかと思われるが、そうではないようだ。修験僧も現れ、人間、特殊能力を身に付けた修験僧、そして鬼という三竦みの戦いが繰り広げられる。この戦いの場面は、「あうるすぽっと」という中規模舞台を目一杯使用した殺陣シーンは迫力があった。もっとも本当に殺せているか、という疑問がある踏み込みではあるが…、そこは魅せる芝居である。
    また、鬼退治に深い理由・動機付けが説明されている訳でもない。敢えてその深みにはまり込むことはしていないようだ。娯楽性を重視した制作になっており、それが純粋に観て面白いに繋がっていた。

    まさしくエンターテイメントを目指した作品として印象に残った。だからこそ多くの観客に支持され、再演に至ったと思う。またキャストは、初演から引き続きの人と再演からの人とバランスよく配役しているらしい。そこにも初見の観客に楽しんでもらう、という制作側の想いも伝わる。

    今後の公演にも期待しております。

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    2015/01/28 18:16

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