満足度★★★★
上を向いて大阪と東京という、いわば大都市で生まれ育った私たち夫婦にとって、地方での暮らしや習慣、思考性など、この日本という小さな国に今なお閉鎖的な世界が存在することに、かすかなカルチャーショックと新たな感動を覚える、少々ミステリアスなステージでした。観劇後、電車の中で、「子どもの頃から」というタイトルとストーリーとの関係性をずっと考えていました。先祖代々連綿とつながりゆく「血」は、絶えることなく続き・・・逃れられないのだ、と自覚することで生まれる、かすかな希望の光を感じ、帰途につきました。
ネタバレBOX
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2015/01/25 09:18
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