満足度★★★★
とにかくテンションとパッションでした。
内容の前に、バリアフリーの本気度に驚きました。
客席に盲導犬が居て、前説では、盲導犬に対する接し方に触れていて、その気遣いに触れて嬉しくなりました。
また、視覚障害者に対して、より理解を深めて欲しいということから、セットの説明をしていました。終演後、盲導犬が戸惑っていると、主宰の篠原さんがテキパキと誘導を始めました。
単にお客さんが一人でも多く入れば良いと思っているんじゃなくて、本当に親切な人なんだなと思います。
話の内容は今までの他の作品と比べても内容が薄い感じがしました。
なのに夢中で観てしまいました。
薄い内容でも、あそこまでストーリーが盛り上がるんだと驚きました。それは役者さんの熱意とか、言葉の使い方とか、演出の力なんでしょうね。
職人技を観じました。
U15って書いてあったから、どんな過激なシーンがあるかと思ったら、そこはどうって事なかったです。
ただ、シノハラステージングさんの作風を考えると、あの太股はかなりエロいかな。
身体的特徴を言葉でなじるのも、シノハラステージングさんにとっては冒険だったのかも知れません。
PTA会長さんもされているそうですから、そういう立場もあるんでしょうか。
そして、作&演出の篠原さんに「有り得ない話に説得力を持たせるにはどうしたら良いんですか?」と質問したら変な顔をされました。
このストーリーはかなりムチャを感じたので、そう質問したのですが、よくよく伺ってみると、姉弟設定意外は篠原さんの実体験がベースだとか!
あんなに穏やかそうな方なのに、どんな生き方をしているのか不思議でなりません。
2015/01/24 09:11
出演者の山幸加奈です!
バリアフリーの取り組み・篠原さんの作品の優しさや力 シノハラステージングさんならではですね(*^◯^*)
暖かいご意見ありがとうございました!
千秋楽まで頑張ります!