満足度★★★★
スケールの大きなダイナミックな舞台スズナリの小さな空間にいながら、あたかもコクーンで観ているようなスケールの大きさを感じた。1972年が初演。 山元さんは、江戸時代のヤクザの抗争に、学生運動、特に学生+地元住民対警官隊の櫓を巡る戦いをかぶせたに違いない。 鄭義信はこれに“現代”を味付けした。時代考証など無関係。 なんでもありは”アングラ”の精神なのだろう。戦う男たちの中で、女たちは強く生きて子を産む。 しかし、その子たちは戦争で死んでいく。 ラストシーンが心に残る。
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2015/01/22 00:32
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