満足度★★★★
安心して笑えました
調べてみると、この劇団は二度目の観劇となります。
ライオン・パーマ 「恋愛漫画~バンカラ編~」
2012年 10/27 14:00の部 王子小劇場
ここでの劇評通り、個性豊かな俳優さんの集まりです。それぞれの持ち味が、うまく融合して、安心して笑い、安心して「キュン」
とすることができました。
「どこに向かっているのかわからない」「安定性こそ心配のタネ」といった懸念も書かれてあり、今回もそれがそのままあてはまりそうです。
しかし、今考えてみると、たった2時間とは言え、観客と喜びや悲しみを共有できることこそ、劇団の至上の目標かな、とも。
それができない劇団の多さからすれば、まずはライオン・パーマは、劇団としての存在価値が厳然としてあるのだということです。
下ネタを極力排除して、役者の個性で、台本のせりふで、笑いや涙を誘う姿勢にも、高い好感度を持ちました。
「また観てみたい劇団」 そんな印象です。