ロケット・マン 公演情報 劇団鋼鉄村松「ロケット・マン」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    壮大なSF叙事詩
    ある映画のビデオパッケージとブラッドベリの短編に想を得て20年前に書かれた作品の改訂2版にして光速に近い速度を目指す技術開発のテストパイロットを主人公に描く壮大なSF叙事詩。
    いろんなSFや映画を知っているとモチーフになったものや、そうではない(=作者自身が知らない)が勝手に連想したものがあり二重に面白い。
    前々回公演「ギャラクティカ・めんどくさい」が娯楽系SFであったのに対して、こちらは本格SFのオモムキか。
    (以外ネタバレBOXへ)

    ネタバレBOX

    「マイ・ライフ・アズ・ア・ドッグ」的なロマンチックな(?)冒頭に導かれて展開するのは未来版「ライト・スタッフ」な技術開発物語。
    が、ついに光速を超えて(だったかな?(爆))以降は特殊相対性理論から時間もの風を経て哲学的なところに到るのが壮大で「2001年 宇宙の旅」を想起させる。
    その終盤は実は冒頭部分とも繋がっていたというのも巧いんだなぁ。

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    2015/01/07 15:23

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