満足度★★★★
ブロードウェイミュージカルの香り
友人の強い誘いで初Mono-Mucica観劇。
誘うだけのことのある舞台だった。
物語、台詞がよく掛けていて、その中に音楽が巧みに配置されている。
台詞から歌への移行もとってもスムーズ。 最近の、まるでコンサートかライブのように、スターたちが登場し、唄い上げるばかりのミュージカルの姿はない。
観ていて、全盛時代、’40~’60年代のブロードウェイ・ミュージカルのムードを感じ、楽しくなった。
若い方が、こうした作品を創ることはとても嬉しい。
欲を言えば、冒頭のナムバーが長過ぎたこと。
詩の繰り返しも多く、飽きてしまい、初めて観る劇団だけに“大丈夫かな?”と思ってしまった。 始まってから快調のテムポになったのであるが。
音楽は、バラエティに富み、垢抜けている。
魅力的な出演者も多い。
次回も是非観たいと思う。