満足度★★★★
ひとつの解答例
話自体は夏の頃の話でしたが、年の瀬の雰囲気になんだかぴったりな作品でした。
少しだけごちゃごちゃしすぎかなとも思いましたが、それでも全編通してどこか切ない空気があり、穏やかにしんみりとしてしまいました。
とは言え、笑いの方向性も私のツボで、たくさん笑えたので、観劇納めにぴったりだったなと思います。
どの劇団も、今後こんなことが無いとは言い切れない状況。それに対するひとつの解答例だったのかな、なんて。
舞台美術が、大きな飛び出す絵本→それを倒して舞台にする、というもので、チケットが図書館の貸し出しカード風なのも合わせて凄く良かったです。
そして、ろりえの4人が、それぞれとても魅力的で、惹かれずにいられなかった!