満足度★★★★
早目の「遺書」あるいは劇団の「生前葬」?(笑)
毎夏に子供向けにハートウォーミングな劇を上演していた地方の劇団主宰が急逝、残された4人の女優は…な物語はろりえの4人娘ならではで、奥山主宰の「もし自分が死んだらこうあって欲しい(あるいはこうなるのではないか)」という一種の「遺書」ではなかろうかと…(笑)
もちろん4人娘のみならず他の面々もキャラにピタリとハマっていて、それを「飛び出す絵本」風の装置(以前同趣のものを見た記憶があるが、どこだったか?)を駆使して見せて楽しい。
また、「最後の大芝居」というキャッチコピーもいろんな意味に解釈でき、観た後でも複数に思えて巧み。
そんなこんなで本作はろりえの「生前葬」であるのではないか?とも思った。
2014年をこれで納めて正解♪