満足度★★★★
主題とその変奏音楽における「主題とその変奏」のように原作に忠実(+αあり)な前半と翻案した後半と、という構成。後半では「得ることによって失うもの、与えることで得るもの」という原作では描かれない要素も附加して「なるほどそういうことか」と納得。また、前半は原作の再現に加えて後半に繋がる部分が練り込んであるのがミソ。なお、冒頭の「私(必ずしも作者自身の分身ではない)」が「幸福な〇〇(←隠れて見えない)」という本にたどり着くまでのシーンが最近観た別の芝居と同趣向だったのにビックリ。またもや「小劇場シンクロにシティ」…。
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2014/12/29 21:47
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