満足度★★★★★
さまざまな『シカク』がある
竹石さん、沖野さん、中村さん、大友さんの回を観劇。
序盤、竹石さん演じる男A(恭一)の突然の提案に驚き、その時点では恭一を疑ってすらいたが、物語が進むにつれ謎が少しずつとけてゆくとその真意がわかって納得した。むしろあれだけ冷静に提案できたのはすごいなと。
あとの3人については、人によっては悪者と思うかもしれないがそれぞれやむにやまれぬ事情があるし誰も責められないと思った。まさか、序盤に出てきたおぼっちゃまくんのくだりが単なるネタではなく最後に重要な役割を果たすとは・・・
あとは、大音文子さんが演じた看護師・川中島さん。
あの空気の読めなさ加減は天才的、とまで思い大いに笑わせていただきましたが、あれも恭一を欺くための芝居だったとしたら・・・終盤ではそう考えてました。一見、隠し事とかできなさそうな人に見えますもんね。