満足度★★★★
日本語の面白さ
20日マチネを観劇。
男A→竹石さん、男B→沖野さん、男C→中村さん、女→大友さんの回でした。
4人とも、なかなかぴったりな配役に思えたので、別の回だとどうなってしまうのかが気になるところ。
メインの登場人物はほぼ4人で、その会話によってストーリーが進んでいくが、よく計算されていて、謎がどんどんと解けていくのがとても面白かったです。
面白かった、と軽く言ってしまうには、重すぎる気もしますが…。
ただ、台詞を噛んだり、一瞬飛ばしたりということがほんの少し多く感じられて気になってしまったのと、個人的にはストーリーのラストがいまいちスッキリしなかったのが残念でした。
とは言え、十二分に楽しめたと思います。
回によってキャストが違う、というこのスタイルは、とてもおもしろいものだったと思います。
ですが、やはり回によってクオリティに差が出てしまうと思いますし、何度も観るには体力と気力を使う話だったと思うので、役者の力量や見た目の印象など、もろもろを加味してキャスティングされ、そしてそれ一本に向けて稽古された「完全版」で観てみたい。