シカク 公演情報 企画演劇集団ボクラ団義「シカク」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    日本語の面白さ
    20日マチネを観劇。
    男A→竹石さん、男B→沖野さん、男C→中村さん、女→大友さんの回でした。
    4人とも、なかなかぴったりな配役に思えたので、別の回だとどうなってしまうのかが気になるところ。

    メインの登場人物はほぼ4人で、その会話によってストーリーが進んでいくが、よく計算されていて、謎がどんどんと解けていくのがとても面白かったです。
    面白かった、と軽く言ってしまうには、重すぎる気もしますが…。

    ただ、台詞を噛んだり、一瞬飛ばしたりということがほんの少し多く感じられて気になってしまったのと、個人的にはストーリーのラストがいまいちスッキリしなかったのが残念でした。
    とは言え、十二分に楽しめたと思います。

    回によってキャストが違う、というこのスタイルは、とてもおもしろいものだったと思います。
    ですが、やはり回によってクオリティに差が出てしまうと思いますし、何度も観るには体力と気力を使う話だったと思うので、役者の力量や見た目の印象など、もろもろを加味してキャスティングされ、そしてそれ一本に向けて稽古された「完全版」で観てみたい。

    ネタバレBOX

    登場人物達が口にする「シカク」が、どの変換の「シカク」なのかを考えながら観るととても面白いと思います。
    日本語だからこその面白さだし、その日本語をしっかりと操ることができている久保田さんは流石。

    たくさん貼られた伏線をきちんと回収し、序盤では「?」なシーンも、ちゃんと後で理解できてスッキリする、という見事な作りになっていました。

    女の癖が、「確かにやってた…!」と思えるものであり、また、男Bが臓器移植をされていて記憶がある、ということの伏線がもう少し序盤から描かれていたら更に良かったかな、と思いますが、具体的には思いつかないので、それはすこしこちらの欲張りすぎかな。

    上段にも書きましたが、ラストだけがイマイチすっきりしません。
    男Bは結局何故死んだのか…。
    「シカクが無い」と言いましたが、全てを理解した上での自殺…?
    私の理解力が無いだけかもしれませんが…あのあたりの、4人の心情がイマイチ理解出来なかったので、その後の展開も「?」となってしまいました。
    それまでがしっかりと「?」の部分もスッキリさせてくれていたからこそ、そこも納得がいくものにして欲しかったのかもしれません。

    思い返してみると、四だけど、見方によっては五にも見えるし、でもやっぱり三のような気もする。
    なんだか不思議な感覚です。

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    2014/12/21 13:41

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