花と魚(劇作家協会プログラム) 公演情報 十七戦地「花と魚(劇作家協会プログラム)」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    新たな一面
    昨年末 SHOTGUNにて初めて柳井さんの脚本のお芝居を観た
    それ以降 十七戦地・ロデオ・他に脚本を書かれた舞台を観に行った

    どれも 設定が難しいにもかかわらず
    時代や場所や人物像が初っ端から理解できる
    観た後に息苦しくなるなんとも充実した舞台だった


    今回 3回目の再演というので楽しみにしていた。

    これが とてもいい意味で裏切られた
    設定は判るのに 理解が出来ない
    終始どこまでがこの舞台で事実で どこからが村人の妄想なのか
    多方面から考えてしまった

    それでも それぞれの人物の描き方はとてもリアルで
    空想の魚と世紀末的な花と現実的な人が
    上手く絡み合う


    セットの創りも幻想的で 下がっているのも床にあるのも
    色や形までも どんな意味があるのかと考える



    今まで観てきた舞台は 客席やセットの配置が面白く
    舞台の中で一緒にいるような感覚のモノが多かった
    勿論 今回も引き込まれ感は同じなのだが
    同じフィクションでも ここまで色々と想像したり考えたりした舞台は初めて

    公演期間も短いので完コンする
    全てを見逃さず噛み締めたい

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    2014/12/13 08:12

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