満足度★★★★
トツゲキ倶楽部の真骨頂…
劇団らしい…つまり「ありえないけどありえるかもしれない状況」と「ゆるくもしっかり生きている言葉と演技」で独特な人間模様のおかしさをエンタメ化してみせる演劇ユニット、と言うコンセプト通りの公演であった。喜劇王暗殺と言う史実をベースに創作したフィクション。しかし、描かれた時代背景は、軍靴の響きが段々大きくなってきた時期のこと。作・飛葉喜文氏もそのことは意識しており、「偶然にも当時の世相は、今現代の日本にも通ずる。不景気と戦争の匂い」と当日配布パンフレットに記載している。
芝居的には、ツッコミ所がいくつかあるが、公演を貫く主張の前にそんなことは野暮に思える。
2014/12/12 01:22
2014/12/08 06:39
ゴダイを演じました佐竹リサと申します。
作品に吹き込んだ現代へのメッセージをも
感じて頂き嬉しいです。
そんな暗い時代への突入もタッキーさんが仰られていた
トツゲキらしさでお伝えしました。
三月にも公演がありますので、是非お越しくださいませ。