喜劇王暗殺 公演情報 トツゲキ倶楽部「喜劇王暗殺」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    トツゲキ倶楽部の真骨頂…
    劇団らしい…つまり「ありえないけどありえるかもしれない状況」と「ゆるくもしっかり生きている言葉と演技」で独特な人間模様のおかしさをエンタメ化してみせる演劇ユニット、と言うコンセプト通りの公演であった。喜劇王暗殺と言う史実をベースに創作したフィクション。しかし、描かれた時代背景は、軍靴の響きが段々大きくなってきた時期のこと。作・飛葉喜文氏もそのことは意識しており、「偶然にも当時の世相は、今現代の日本にも通ずる。不景気と戦争の匂い」と当日配布パンフレットに記載している。
    芝居的には、ツッコミ所がいくつかあるが、公演を貫く主張の前にそんなことは野暮に思える。

    ネタバレBOX

    お笑いの基本的パターン…同じ動作の繰り返しで笑いを誘う。しかし、観客が飽きる、白ける前に止める。そのタイミングが難しい。本公演でも喜劇王が来日する、という触れ込みを舞台を回る動作を三回行った。また、チャーリーが花を出すシーンも三回だったと思う。同じように見えても少しづつ変える工夫がされている。このツボをしっかり押さえ、観客の好感を得たようだ。
    脚本・演出は面白く、見応えがあった。各キャストの演技は、それに十分応えていた。
    月数が経過したわりには、赤ん坊が産まれないが…出征時の心配事が増して悲しみが深くなるかも。戦争こそ、最大の不条理だろう。

    今後の公演にも期待しております。

    2

    2014/12/07 23:52

    0

    0

  • ご来場頂きありがとうございました。
    ゴダイを演じました佐竹リサと申します。
    作品に吹き込んだ現代へのメッセージをも
    感じて頂き嬉しいです。
    そんな暗い時代への突入もタッキーさんが仰られていた
    トツゲキらしさでお伝えしました。
    三月にも公演がありますので、是非お越しくださいませ。

    2014/12/12 01:22

    タッキー様、観てきたコメントありがとうございます!
    伝えたいこと届いてほしいことを受け取ってくださったこと、
    楽しんでいただけたみたいでとても嬉しいです。

    ご来場ありがとうございました!!
    ぜひ3月もお待ちしております(*^^*)

    2014/12/08 06:39

このページのQRコードです。

拡大