汽水域 公演情報 てがみ座「汽水域」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    無題1317(14-366)
    19:00の回(曇)。18:20会場着、18:30開場。

    水面に星の光が映っているような舞台、桟橋のような足場、浮き球、赤く細かい目の網、トタンのバラックのような佇まい。

    開演前、18:44、席に戻ると役者さんが舞台に2人、車や列車の音、帽子を深く被り、背中を丸めた人たちが集まってきました。

    いつ始まったのか、19:00開演(たぶん)~21:17終演、初日乾杯。

    佐藤さんは風琴工房「proof(プルーフ)-証明-」で観ていて、そのときの美術は「杉山至+鴉屋」、当パンをみると横山さんも出ていらしたのですね(来月の「みそじん」予約しました)。

    とても重い内容でしたので、少しずつ継いでゆこうと思います。千秋楽にもう一回観に来ます。

    ネタバレBOX

    Wikiをみると「満潮時には海水は河口をさかのぼり、干潮時には淡水がより下流まで流れ込む。この両者の影響を受ける範囲」とあります。どちらでもあり、どちらでもないような、ということが本作の背景を示しているようでした。

    地平が傾き始め、すべてのことがゆっくりと転がってゆく先は、分裂か崩壊か、であって、生きるために為すべきこと、こだわり続けなければならないこと、強い(=money)者と弱いものという二重構造は混じりあうことはなさそうです。

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    2014/11/29 01:32

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