満足度★★★★★
いい、いろの日。色を集めていた。今も集めている。おぼんろに出会い、高橋倫平という一人の役者に出会った。舞台を降りると普通の人間と言い放つ、この男。舞台の上には、高橋倫平はいない。暗い夜。心の暗い夜。なけない犬の叫びがきこえる。掬いあげ、抱きしめたいような。闇で見つけた光。光がなければ色は見えない。髪の先から指先から視線から、全身全霊で語られる。この物語りは、産まれたてのかなしみに似ている。
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2014/11/28 16:02
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