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紫式部ダイアリー
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パルコ・プロデュース「
紫式部ダイアリー
」の観てきた!クチコミとコメント
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unicorn(1870)
満足度
★★★★
XYZ
面白い。100分。
ネタバレBOX
紫式部(長澤まさみ)
人気上昇中の若手作家。源氏物語執筆中のほか何本も連載を抱えている。容姿美麗だが作品を観てくれていないと悔しがる。和泉式部の勢いに自分の存在の危うさを感じる。酒を愛している。
清少納言(斉藤由貴)
大切な人のためだけに書いた「枕草子」がヒットしたベテラン作家。オワコンと影口叩かれ、紫式部との世代交代をささやかれるのが面白くない。紫式部を潰そうと思う反面、その才能を認める。あけぼの賞の講評をしたいと紫式部に願い出る。
あけぼの賞授賞式前夜のバー。二大女流作家同士の心と心がぶつかり合う。紫式部の奔放な感じと清少納言の垢抜けない感じのメリハリをベースに、年齢や女の器量や作家としての才能、自己への帰結と転々する会話劇。
終始紫式部のペースで進む中、紫式部が不安をみせ、清少納言がそれを和やらげる。トイレに行った隙に紫式部日記を盗み見る清少納言が複雑な高笑いをして幕。
親子ほども離れていない年齢差で人気商売なとこもある同業者という二人の織り成す空中戦は単純に楽しめた。長澤まさみの奔放演技はとても魅力的だが、斉藤由貴もまたそれを受け止めていたように思う。清少納言の、「才能もあって美人がなんで書くのよ」とか素の言葉が結構響いた。やや臭めなヤボったい演技も愛嬌があるように見えた。
もっと緊迫感とかイライラの感じられる舞台だと、なお良かったかなと。
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2014/11/18 00:34
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