そのときのはなし 公演情報 おちないリンゴ「そのときのはなし」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    なんか、いろいろと足掻いている感が強かったかなぁ・・・。
    4話オムニバスですが、なんとなく似通っていたかなぁと思えた2時間10分。

    舞台美術は工夫と表現がよかったです(^^)

    ネタバレBOX

     白を基調に壁部分は緑系のひも状の暖簾状であり、床は白とピンク系の変形市松模様。背もたれの長い四角い木枠の椅子やテーブルを用いて場面表現するんですが、出待ちの役者さんは舞台に背を向けた椅子に座って壁際で座っているという状態でした。

    「アップルパイな人々」 作/黒川陽子

     緊張すると語尾のおかしくなる妹と口喧嘩する兄と妹の彼氏=マスオカくんを交えた三つ巴の人格交代?会話劇。なんかシュール(?)で面白かったです

    「女2」 作/坂本鈴

    会社に勤めながら小説を書いてる29歳の主人公。社の小説サークルとか学生からの付き合いである同棲中の彼氏との関係。社内で弁護士目指してる気になる同僚。現状を打破したいんだが、そのための行動を何も起こせない自分に苛立つ話。 結構共感できましたね、この話は・・・。

    「POSHLOST」 作/モスクワカヌ

     自分の幸せがどこにあるのかわからないといったゲームライターの話が実際に進行しているゲーム内の話の再現=忠実ではなく構築中って感じで擬人化したチューリアルとのやりとりが楽しかった。印象は映画「髪結いの亭主」みたいでした。腐女子と括れる主人公さんですが、何か良い夫の見本のような旦那に相反する気持ちをぶつける話がユニークであり、ゲームの表現がホント楽しかったであります。ゲームOPがかっこよく映像やら音楽=歌やらで表現される上に、ミュージカルよろしく歌をいろいろと挟むのは面白かった。でも歌の完成度=表現は、今一歩な感があったです。

    「やぎさんと永遠」 作/オノマリコ

     引越しの荷物を梱包中の夫婦が、手紙食べて内容わかんないからと手紙を送るも相手も手紙食べて・・・・というヤギさんの歌を論じて。自分たちも堂々巡り=永遠に落ち込む会話劇。ちょっとフンワリとした絵本のような話でした。なんとはない二人の緊張感から別居を前提とした引越しと考えるのもありかなぁって他の人の感想を読んで思ったりしました。


    閑話休題:南口に新規オープンの家系ラーメン屋”壱角家”に食べに行ったが店員さんがグッジョブでありました=もちろんラーメン自体も美味いといえたですね

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    2014/11/15 01:34

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