満足度★★★★★
無題1302(14-351)
すみません、遅くなりました。
13:00の回(晴)。12:31受付、開場。壁、天井、床、座席、座椅子、全て白い紙(一部、布)…ビッシリと朱文字、かすれ声とアコースティックギターのBGM。
13:00開演〜14:38終演。
「岸上大作」について何も知らないまま観に来ました。「二十歳の原点」から5回目(再演含む)。
本公演も選曲が好みとあっていました。「テロならできるぜ(2013/9)」でスタジオバージョン「Child in Time」が使われ、それまで「Live in Japan」版しか聴いていなかったのが、突然、こっちも聴くようになりました。
今回は「Moon Child」…ジャケットの「顔」が意識を支配しそうになります。と思えば「傘がない」…目の前の舞台は傘だらけなのに。舞台と客席との間、毛細血管のような赤い糸、ここを通り抜けることができるのは空想の登場人物のみ。※偶然のChildつながり
時には大音量にかき消される絶叫…それでも「叫び」は届く。
終演後、重く霧がまといついたカラダ、一歩ずつ階段を上がるとだんだん軽くなる気がしてくるのでした。それだけ濃密な時空だったということなのでしょう。